高見祐也のThinking out loud blog

トレーナーとして活動しています。活動する中での私自身の日常や考えを皆様と共有できたらと思っています。

#6 コンディション・リカバリーで大切なこと その③。

こんにちは。

 
 
先日、私の契約先のサッカー部の全国大会が終わりました。
 
 
結果はベスト4で決勝戦を目前にして負けてしまいましたえーん

(試合後、応援団に挨拶)
 
 
ブログで紹介させて頂いているコンディショニング方法もしっかりと活躍して選手たちも最後まで動ききってくれたと思います。
 
 
タイトなスケジュールの中での試合でしたが私なりにも手応えを感じれた全国大会だったと思います(^^)
 
まだ前回分を読んでいない方は上のリンクからその①、②がありますのでどうぞ^ ^
 
 
前回長々と書いてしまったので今回で最後にしたいので本題に入ります!!
 
 
残りの自律神経の話です。
 
 
まず神経は数種類に分けられます。
 
・中枢神経、末梢神経
・脳神経、脊髄神経
・運動神経、感覚神経
・自律神経
 
のように色々な名前の神経が体の中には存在しています。
 
 
この神経は身体中に張り巡らされていて様々な役割をしています。
 
 
これを全部理解するのはかなり労力がいるのであまり気にしないでください…笑
 
 
そんな中で私がコンディションを整えるのに重要視しているのが自律神経です!
 
 
皆さんも名前ぐらいは聞いた事があると思いますが、自律神経は身体の内臓などの動きをコントロールする為に働いています。
 
 
自律神経は、
 
・交感神経
・副交感神経
 
の2つの神経を合わせた名前です。
 
 
この2つの神経が上手に働く事で身体の状態をうまくコントロールしてくれています。
 
 
交感神経は車のアクセルの働き。
副交感神経ブレーキの働きです。
 
 
この自律神経を上手にコントロールして上げる事がコンディションやリカバリーの質を上げる為に必要となります。
 
 
私がこれまでに説明した食事、睡眠、心拍数の3つの内容ですが、この全部に自律神経は関わります。
 
 
先ほど、車のアクセルとブレーキでそれぞれの神経を表現しましたが、これは身体が動こうとスイッチが入った時は交感神経が優位働きます。
 
 
逆にあまり動いていないようなじっとしてい時やリラックスしている時には副交感神経が働きます。
 
 
それぞれにその時に必要な役割があり身体の色々な反応を起こすために働く必要があり交感神経や副交感神経が無意識ですが自律神経が活動してくれる事で私たちを助けてくれています(^^)
 
 
では実際に食事、睡眠、心拍数と自律神経がどのような関係があるか紹介したいと思います。
 
 
交感神経が優位の場合
・胃腸の動きが制限される
・身体が動こうとする為に興奮状態になる
・心臓や血管の収縮が活発にる
 
 
副交感神経が優位の場合
・胃腸の動きが活発になる
・身体がリラックス状態になる
・心臓や血管の収縮がゆっくりになる
 
 
私が自律神経を重要視しているのが上に書いている事が中心です。
 
 
まず食事の時は出来るだけリラックスした状態で食べる事がベストです。
 
 
ただ試合後などには食事をする場合はすぐ身体の興奮状態を治める事はなかなか難しいので、私は以前に書いたように試合後すぐにクールダウンするのでは無く一気に心拍数を落とす事も含めて食事すると書かせていただきました。
 
 
これは早く脈拍を落とす事で副交感神経優位に持って行きたいと言う意図行なっています。
 
 
次に睡眠です。
 
 
人は活動中や起きている時には交感神経が優位に働いており、逆に寝ている時やリラックスしている時は副交感神経が優位に働いています。
 
 
より良い睡眠を取る為には副交感神経がしっかりと働いている状態を作る事が大切です。
 
 
試合後などに寝つきが悪い経験をした事はないでしょうか?
 
 
 
それは身体の興奮状態が長く交感神経が優位に働きすぎが原因で起こります。
 
 
試合後などは出来るだけリラックスする事を心がけて、副交感神経がしっかりと働いてくれる環境を整える事が大切です^ ^
 
 
寝る前のスマホやテレビも交感神経を刺激してしまう要因になり、目から光りが入ると人は交感神経が働きます。
 
 
この状態ではリラックスしていると思っていても身体は反応してしまい寝つきが悪いなんて事になってしまうので、寝る前は控えましょう。
 
 
最後に心拍数です。
 
 
心拍数は交感神経が働くと上がり、副交感神経が働くと下がります。
 
 
最初の方で説明しましたが、交感神経はアクセルで副交感神経がブレーキの役割です。
 
 
人が動いて行くとどんどん交感神経働きます。
 
 
交感神経は心臓や血管の収縮を活発にする役割があり、逆に副交感神経は心臓や血管の収縮をゆっくりする役割があります。
 
 
心拍数も自律神経を一緒に考える事で色々な事がわかってきます(^^)
 
 
私が自律神経をコンディション、リカバリーでなぜ意識しているかと言うのは、前に挙げている「食事・睡眠・心拍数」の3つと密接な関係にあります!
 
 
ただ意識するだけではなくて色々な方面からアプローチしてあげる事でより良いものを作れると思っていますニコニコ
 
 
3回に分けて長々と書いてきましたが、スポーツをする場合はやるだけでは無くて、休む所にも意識をおいてみて下さい。
 
 
身体の疲れをしっかり取る事はしっかり動く事にも繋がります。
 
 
しっかり食べてしっかり寝る事が、最高の準備に繋がります!!
 
 
皆さんも私が書いた細かいところを試してみてください。
 
 
 
 
 
 
 
最後まで読んで頂いてありがとうございます😊